夜間大学

大学に通いたいけど学費がない?それなら大学の二部→大学の夜間に通うメリット・デメリット!

「大学を卒業したいけど、学費がない。」

そんな悩みに対して、「大学に行く必要なんてない。今は高卒でも稼げる時代。」

なんてことは絶対に言いません。

なんせ、ぼくは24歳で大学の夜間に入学し、仕事をしながら28歳で卒業しましたから!

最近では、大学を卒業することに批判的な意見も多くなってきていますが、考え方はそれぞれですので自分の思いや考え方を優先すべきです。

「やりたいことをやるべきだ!」とかって意見もありますけど、今の自分を納得させるための手段が「大学に行くこと」だったらそれをする以外にありません。

転職を考えたときに、あいかわらず大卒かどうかって事実として問われますし。

そこで、いざ「大学に通おうと思ったときにネックになってくるのは学費の問題。

私立の大学に通おうと思うと、年間100万円くらいはかかります。

これは大きい。

それでも大学を卒業しようと考えたときに浮かんでくるのが

  • 通信制の大学
  • 大学の二部(夜間)

という選択肢。

今回は、ぼくが卒業をした夜間の大学について、メリット・デメリットをお伝えしていきます!

夜間の大学に通うメリット

まずは、夜間の大学に通うことのメリットについてサクッと書きます。

  1. 学費が昼間に比べて安い
  2. 仕事をしながら通うことができる
  3. 昼間と同じ卒業資格
  4. 多様な人間関係
  5. 昼間の時間を自由に使える

1.学費が昼間に比べて安い

夜間の大学の1番のメリットは、昼間に比べて学費が安いということ。

大学や学部にもよりますが、昼間の私立の大学に比べたら約半分の金額です。

ぼくの通っていた大学は、1年間50万円くらいの学費でした◎

国公立と比べてもそんなに変わらないくらいの学費です。

大学で勉強をしたいけど、お金もないし奨学金もキツイという人は、夜間と言う選択肢を考えても良いのではないでしょうか。

2.仕事をしながら通うことができる

2つ目のポイントは、仕事をしながら通うことができるということ。

大学に通うとなると、一番の問題となるのがお金の問題。

昼間の大学に比べて学費が半額くらいとはいえ、4年間通うとなると大きな金額になります。

親がすべてを出してくれるなら問題はありませんが、自分で学費を払わなければならないと言う場合。

奨学金でも良いですが、大学を卒業してから奨学金を返済していくのって大変ですよね?

それならば、大学に通いながら仕事をして、学費と生活費を作っていけば良いんです。

貯金がなければ生活はギリギリになりますが、一生ではありません。

4年生の大学であれば、たったの4年間ですよ。

3.昼間と同じ卒業資格

夜間の大学を卒業したからといっても、普通の昼間の大学と同じ「大学卒業」です。

大企業とかに就職をしようと考えたら、調査をされるということも聞いたことがありますが真実はわかりません。

ただ、一般的な仕事関係でいえば「仕事をしながら大学を卒業したこと」は普通に大学を卒業するよりもネタになりますし、「すげえな、ガッツあるな」って言われることもあります。(特に経営者の方や、役職のついてる方々から)

4.多様な人間関係

夜間の大学には、自分と同じように仕事をしながら通っている人がたくさんいます。

  • サラリーマン
  • 公務員
  • 看護師
  • 会社経営者

などなど、たくさんの業種の人たちと交流をしようと思えば交流することができます。

なかなか普段知り合うきっかけのない人と交流できるだけでなく、同じ場所で勉強するというのも貴重な体験でした◎

仕事をしながら大学に通うことの大変さもシェアすることができるので、心強くもありましたね。

5.昼間の時間を自由に使える

大学の夜間の授業時間は、昼間の授業が終わってからなので18時以降です。

授業が終わるのは、22時くらい。

それ以外の時間を、自分で自由に使うことができます。

  • 仕事をする
  • 趣味に時間を使う
  • やりたいことを実現させる

昼間の学生さんと比べたら、やりたい放題感ありますよね?

夜間の大学に通うデメリット

仕事をしながら大学に通うデメリットについて。

  1. 勉強をする時間を確保するのが難しい
  2. 仕事内容によっては通いきれない
  3. メンタルが続かない

1.勉強をする時間を確保するのが難し

仕事をしながら通おうと考えている方のデメリットとなりますが、勉強をする時間を確保するのが難しいということ。

仕事が終わってから大学に通うとなると、1日のほとんどの時間を拘束されていることになります。

もちろん試験もやレポートの提出もあるので、コツコツと空いた時間で勉強をしていくという方法になります。

逆に、大学の夜間だけの学生さんは、昼間に時間がたっぷりと使えるので自分の目標と並行して学ぶ事ができるのでメリットですね。

2.仕事内容によっては通いきれない

1個目に近い内容ですが、仕事が終わる時間がバラバラな場合、出席が必要な授業がほとんどなので通いきるのが難しいです。

出席日数はぎりぎり大丈夫だったけど、試験が仕事で受けられなくて単位が取れなかったという人もいました。

なので、仕事をしながら通う場合は仕事内容は大切です。

仕事をしながら大学に通いたいと考えている方は、転職を考えても良いのかもしれませんね。

実際に、同級生にも大学の授業時間に合わせて転職をしたという方もいました。

3.メンタルが続かない

3つ目は、メンタルが続かない。

夜の時間に授業を受けるというのはメンタル的にしんどい部分が大きかったですね。

他の同年代とかは、仕事が終わって一息ついている時間帯ですから。

いつの間にか連絡もなく大学に来なくなってしまう人とか続出してたけど、おそらくしんどくなって気持ちが続かなかったんじゃないかと思います。

メンタルを保つためには、やはり数人でいいので同じ気持ちを共有できる仲間ができるとよいですね。

ぼくは、同期にとてもメンタル的に助けてもらってました。

まとめ

というわけで、大学の夜間に通うメリット・デメリットについてお届けしました!

この記事を読んでいただけてるということは、「大学の夜間に通おうか迷っている」もしくは「夜間の学生だけど卒業できるか不安」という方が多いのではないかと思います。

大学の夜間というと、なんとなくイメージが悪いかもしれません。

ですが、社会に出てみれば「どこの大学を出ているか」というのは話のネタにときどき上がるくらいです。

当然ですが、社会に出ればみんな仕事をしています。

仕事以外の大学なんて過去の話題はほとんど出てくることはありません。

就職や転職で問われるくらいの話です。

ぼくの場合は、28歳で大学を卒業しているので、「それまで何をやっていたか」を問われますが「芸人やって夜間の大学に通ってた」というと、「ガッツあるな!」ってむしろ好意的に接してもらえます。

大切なのは、自分の目標をどうやって実現するかということです。

「この大学のこの研究がしたい」とか「この大学じゃないと開けない未来がある」とかでない限り、そこを通過点として目標を実現する手段を見つけましょうよ!

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この記事を読んでいただいて、興味がわいてきたぞ!という方は、ぜひお求めください!

ちなみに夜間の大学の入試はたいていの場合、昼間の大学の入試が終わってからの3月くらいの開始なのでまだ間に合います!

よーし!来年!とかって言わずに気持ちが熱いうちに挑戦してみてください!!!

ちなみに、ぼくが大学に通うと決意したのは、受験日の2ヵ月前の1月中旬でーす!

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