群馬県の赤城にあった「天地の湯」
2014年に設備の故障とかで、休業をしていました。
群馬に帰る時に、必ず入浴に行っていた手軽に行ける日帰り温泉だっただけに残念に思っていました。
そして、さらなる衝撃は、それから1年がたち、2015年には、廃業をしてしまい営業をしていなくなってしまいました。
とても残念。。。
ところが!!!
温泉が大好きな温泉ソムリエの友人から、
「天地の湯復活してたよ!!!」との連絡が入ったので、すぐさま「天地の湯」へ向かいました。
「天地の湯」あらため「きぼうの湯」
「天地の湯」は廃業し、別のオーナーが引き受け、「天地の湯」あらため「きぼうの湯」として再スタートをしました。
施設は、以前のままを引き継いだようで、特に変化はありません。
懐かしい建物のままでした。
現在は、営業というより土日のみ「解放」をしています。
料金も、最低限の設備代のためだけに徴収をしているそうで、入浴料は300円でした!安い!

この温泉の何が素晴らしいかというと・・・
- 景色が最高
- 気軽に入れる
- 空いている
- お客さん、番頭さんが気さくに話しかけてくれる
とにかく、景色がすごいんです!
どうすごいかというと、露天風呂に入りながら、一面に葡萄畑が広がっているだけで、一切の建物が建っていませんので、晴れた日には、遠くの山や、町、夜景を温泉につかりながら一望することができるんです!

これは、休憩処からの撮影ですが、露天風呂からもこんな感じの風景です。
葡萄が実り始めると、その景色も素晴らしいんですよ!
温泉は、地下1500mから湧き出る源泉掛け流しが売りもので、泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉。効能豊かな温泉です。
いつでも空いているという話を聞くと大丈夫な温泉なのか心配になるかと思いますが、営業を再開をしたばかりだからのことです。
むしろ、天地の湯時代は、元々大きな温泉施設ではないので、混んでいてあまりゆっくりとできませんでした。
再開したての今だからこそ、雄大なパノラマを独占できますよ!
温泉で繋がる人の出会い
そして、僕が大事にしていることですが、温泉での出会いです。
僕は温泉につかりながら、たまたま同じ時間になった人との挨拶だったり、会話を大事にしています。
今回は、80歳くらいの方とお話しさせていただきました。
元々は神奈川県の出身の方ですが、定年を迎え、群馬に旅行にきたときに、「この自然の中で生活をしたい」と思ったことがきっかけで、群馬に住んでいるそうです。
群馬県に住んでいて良いことは、「四季を全身で感じることができること」だそうです。
「神奈川県に住んでいる頃は、気候や情報で感じるものだった。でも、 群馬では、植物たちが色をつけたり、虫の鳴き声、動物たちが季節の変わり目を教えてくれて、直接感じることができる。」
群馬に生まれた僕からしたら当たり前のようなことだったけれど、確かに東京に出てからは、「寒い、暑い」で季節を区切っているなーと、この時に感じました。
「薪ストーブ最高だよ?」
「あー群馬良いなー!」
素敵な出会いと会話ができました。
こんな会話ができるのも温泉の楽しみですね。
アクセス
きぼうの湯への行き方です。山道を進んでいきますが、わりとひらけた畑道を進んで行くので、間違うことはほぼないはず!
きぼうの湯
住所:群馬県渋川市赤城町溝呂木1270番地
TEL:0279-26-2613
※カーナビに入れたときに、案内は間違いないのですが、 不安になるくらい細い道を入っていきます。
そしてかなりの田舎道。
基本的には、「天地の湯」時代の看板がいくつもたっていて案内をしてくれていますので、看板を目印に向かってください!

現在は、土日のみの営業となっていますが、営業が不安定な様なので、電話を入れて確認してからの法が確実かと思います!
営業時間:9:00〜19:00
「きぼうの湯」になったことできぼうの鐘が設置されていました!

暖かい温泉に浸かってゆっくりしたら、きぼうの鐘も鳴らしましょう!
以上!
群馬県赤城の「天地の湯」が名前を変えて復活!「きぼうの湯」
でした!