夜間大学

社会人が仕事をしながら大学に通って卒業するのは難しい・無理なのかについて

社会人が仕事をしながら大学に通って卒業するのは難しい・無理なのか。

どんな目的で大学を卒業したいかによりますが、

  • 専門的に勉強したいことがある
  • 大卒資格が必要

理由は様々ですかね。

大学を卒業することで、給料が上がったり、昇格できるようになるというのであれば、頑張る価値はあるかもしれません。

実際に、昇格や給料アップ・待遇アップを目的として大学に通っていた人もいました。

大学を卒業しただけで、給料が変わるのであれば卒業しておいた方がいいのでしょう。
四年間、仕事をしながら大学に通う気持ちが続くのであれば。

では、仕事をしながら大学を卒業するのは難しいのかといえば、そうでもありません。

少なくとも、ぼくの周りには要領よく単位を取得して、四年間で卒業していった人がいました。

「毎日のように遅刻してくる人」や、「ほとんど学校で見かけない」って人も、同じように四年間で卒業していたりする。

今回は、そんな裏技というわけ・・・ではないですけど、「大卒資格」を目標とした社会人が四年間で大学を卒業するために役立つ方法について書いていきたいと思います。

出席について

出席については、単位の取得に「関係する科目」もあれば、「関係しない科目」もあります。

仕事の都合で授業に間に合わないことが多い人は、「出席率が単位取得に関係しない科目」の授業をとるべきなんですが、こういう科目って試験が難しかったりするんですよね。

反対に、出席さえしていれば単位がもらえるみたいな科目もある。
(最近では、減ってきているようですが)

では、授業に出席できない可能性が高く、勉強する時間もないから試験にも自信がないという人はどうすればいいのか?

二部の大学には、仕事の都合で授業に出席できなかった場合に提出する書類があります。(ぼくの通っていた大学の場合)
「欠席理由届」とかって名前だったと思うんですが。
これを事務課でもらって授業の担当の先生に提出すれば、理由が「仕事の都合で出席ができなかった」という場合でも、「遅刻扱い」「欠席扱い」にはされません。

これを何枚ももらっておいて、毎度遅刻・欠席をあたりまえのようにしているのに単位を取得をしたなんて人もいましたね。

もちろん、この書類を提出をしても「遅刻・欠席」扱いになる授業もあります。

そういう授業の場合、仲間を作っておいて、一緒に出席カードを提出してもらったり、といった方法をとっていた人もいました。

社会人学生同士の助け合いみたいなのをよく目にしましたね。

あと、いろんな授業に対応した「出席カード」を常備している「出席請負人」みたいな人がいて、お願いすると出席カードを出席しておいてくれるみたいな人もいましたね。

ぼくの同期は、めがねかけてひょろひょろしてる人だった。

あと、授業内容のリサーチも必要です。
たとえば、単位の取得に関係してくる授業ないミニテストがあるかとか。
仮に、「出席理由届」が認められて、「遅刻・欠席」扱いになったとしても、ミニテストは受けさせてもらえません。

つまり、0点扱い。
そうなってくると、試験一発勝負になってくるので、授業内容のリサーチも欠かさずに。

試験について

「大卒資格」を目標にするのなら、授業内容を選んでいる場合ではありません。
とにかく、単位が取りやすいという評判の高い授業をとること。

だいたい最初のオリエンテーションみたいな授業の時に、単位取得の基準・試験方法とかの説明があるので参考にしてみてください。

先輩との交流も行って、口コミを集めるという手もあります。

単位を取るのが簡単な授業を知っている人はたいてい喫煙所にいます。
アウトローな感じで話しかけづらい人もいますが、真面目に大学で勉強をしてるような人です。
思い切って交流してみてはいかがでしょうか。

また、試験は実施せず「レポート課題」の提出。
という科目もあります。

といっても何千字、何万字も書かせるレポートです。
勉強に使う社会人にとっては、レポートをとる時間がとれない場合が多いので、自分にあった方法を見つけてください。

試験の場合には、授業中に試験勉強をしてしまえば、それ以外の時間に勉強時間を作る必要はありません。
試験前になると、ほとんどの人が授業も聞かず試験勉強をしていました。

まとめ

ということで今回は、「大卒資格」を目標とした社会人が四年間で大学を卒業するために役立つ方法について書いてみました。

入学してすぐの1年生の時って、要領がわかっていないので、「無理だ」って思うことが多いかもしれません。

でも、2年生とかになってくると「こんなもんでいっか」って手を抜ける部分が見えてくるので、なんだかんだで卒業できますよ。

「勉強苦手、卒業だけできればいい」って人も、意外とやってみたら勉強が面白くなって「気づいたらガッツリ勉強してた」なんて人もちらほらいました。

もちろん、さすが社会人といった感じですが、「せっかく入学したんだから」といって、教員免許をとったり、ゼミにガッツリのめり込んだり、「大卒資格」が目標だった人が大学院に進学したりしてました。

少しでも大学にチャレンジしてみようという気持ちがあったり、仕事が終わってからだらだらしてる時間がもったいないなーと思っている人は挑戦してみてはいかがでしょうか?

二部の場合、昼間の大学に比べて学費も半額以下で年間50万もあれば通えますしね。

ぼくがおすすめしているのは、まずは情報を集めるということ。

社会人をやりながら大学に通うといっても、どんな大学や学部があるのか情報を持ってなければ通いようがありませんからね。

ちなみに、ぼくは法学部の二部を卒業していますが、「学部選びをミスったなー」と後悔しています。

卒業した今思うのは、経済学部でお金のこと勉強したかったなーとか、理系の大学にいって機械系のこと勉強したかったなーとか、後悔することが多いんですよ。

なので、まずは情報を集めて、

  • 卒業をしたら何をしたいか
  • 何に役立てたいか

など、考えてみてはいかがでしょうか?

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