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8年間住んだアパートを離れる事になりまして

引越しの準備の夜、発狂して目が覚める。

8年住んだアパートを出ることになりました。6畳一間の小さな木造アパートだった。
8年間という月日は本当にたくさんのことがあって、まず、東京に出てきて初めて1人で借りたアパートでした。最初の頃は、東京のことなんてほとんど何もわからないから、一週間くらい母親が東京に出てきてくれて、家具とか、家電とかを買うのにつきあってくれたり、準備とか片付けをしてくれたり。
最初は芸人で、次はフリーターで、その次は大学生、そして社会人。
1人で何パターンもアパートに経験をさせました。

もうあと1ヶ月後にはこの部屋を出なければならなくて、でも、片付けをしていると、
もし、自分が出て行ってすぐに次の人が入ってしまったら・・・とか、もう、あそこには帰れないんだ・・・という不安とか、もう、いろいろ抱え込みすぎて寝れません。
ここんところ、毎日寝不足です。

でも、こうしてブログを書き始めてみたら落ち着きました。

暇だからだ。いろいろあれこれ考えて不安になってしまうのは暇、だからだ。

と、言い聞かせてブログと向き合うと、少しずつ不安が抜けてきました。
この部屋がなくなっても、ブログがあれば、不安を吹き飛ばせる気がする。
ブログを書いている時は、辛いことも忘れられる。きっとこの、今の部屋に住めなくなる不安感も、ブログを書いているときは忘れられる。
そんなことを思って、パソコンを開いてみたら、なんとか冷静になる事ができました。

きっと、8年間過ごした部屋に帰れなくなること不安何じゃなくって、元の自分がいた場所に戻れなくなるのが不安なんだ。
僕はずっと、変わるということを避けてきたのかもしれない。

そういう意味では、この引越しが、なにかプラスになればと思う。
もう、後戻りはできない。でも、絶対に何かをつかめれば・・・

東京都北区という街も、とても住みやすい街でした。知り合いがいたわけではないですが、ほぼ埼玉ですから笑
住宅街で、ギスギスしていないというか、大家さんも、家賃が払えない時とか、何週間も待ってくれたり。「君が払わない事はないからね。」とかって言って。
コンビニとかスーパーとかドラッグストアの店員さんも丁寧で、安心する。

肝心な木造2階建てアパートはというと、住民同士の活発な交流はないものの、顔を会わせれば笑顔であいさつをしてくれます。
友達がきて、騒ぎすぎたかな・・・と思っても、クレームもなく見逃してくれます。
部屋は、特にきれいなわけではありません。フローリングでも畳でもなく、ソフトマット仕様。
トイレと風呂は別だけど、風呂と洗面台は一体型。キッチンは広い。
木造だから、夏は暑くて冬は寒い。けど、なれればさほど気にならない。電気代が高くなったかなーくらい笑

そんな環境は住んでいて安心をする。

部屋とともに生きているって感覚。ここがあるから僕は東京でもやってこれたーみたいな。

そんな部屋を、僕は出て行かなければならない。悲しいけれど、これも新しい一歩を踏み出すためだ。

あと1ヶ月。名残惜しい。寝ようと思えば発狂して目が覚める。

そんな辛い毎日を大切に過ごしたい。

どうか、僕がでても次の人がはいりませんように。。。