先日、鉄道ファンのお客さん(以下、鉄道さん)にお誘いをいただき「マリンエクスプレス踊り子号」に乗って「東京駅」から「伊豆稲取駅」まで乗車してきました!
成田エクスプレス?ですよね?
12時に東京駅に待ち合わせをし、12時30分発の「熱海・伊豆急下田方面」行きへ乗ることに。
伊豆といえば、踊り子号。きっとスーパービュー踊り子だろう!と、勝手に思っていたところ12時30分ホームに入ってきた車両は、「ん?」成田エクスプレス???

成田エクスプレス
成田エクスプレス(なりたエクスプレス、Narita Express)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が大船駅(横須賀駅)・横浜駅・高尾駅(富士急行線 河口湖駅)・大宮駅・池袋駅・新宿駅・品川駅 – 成田空港駅間で運行する特別急行列車である。
つまり、この電車に乗っても伊豆方面には向かわないということ。
「あー、回送電車か。」と思い、ふと隣にいる鉄道さんを見ると何やらニヤニヤ。そして、車両の案内板を見ると、
特急マリンエクスプレス踊り子「伊豆急下田行」
一気に頭の中が混乱するとともに、意味を理解した瞬間一気にテンションが上がりました!
なんと!本来は、成田エクスプレスの車両として走っているE259系ですが、期間限定の臨時で「伊豆急下田」まで走っているそうだ!
特急「マリンエクスプレス踊り子」号(熱海・伊豆急下田方面)
特急「マリンエクスプレス踊り子」号(横浜・東京方面)
この特別感は、テンションがあがりますね!
鉄道さんが言うには、「こういう特別な体験をしてもらうことで、(ぼくに)鉄道の楽しさをもっと知ってもらいたかった。」とのこと。
いや、これはもう十分にテンションあがりましたよ!!!
成田エクスプレスの車両の近未来感
この通常成田エクスプレスとして走っているE259系ですが、ぼくが普段通勤で利用している横須賀線の線路を走っています。なので、毎日のようにこの車両をみているわけです。
いつも見るたびに、「かっこいいなー。」と思っていました。
これまでの特急とは一線を画しており、窓がブラックなので秘密感というかプライベート感がありますよね。景色を楽しむ電車というよりは、そのプライベート感を楽しむ感じなのでしょう。新幹線とも違うシャープな感じもたまりません。
なんといっても、今までの車両にない近未来感がありますよね。スペースシャトルを連想させるようなカラーリングですし。宇宙まで飛んでってくれたらなー。
とにかく!「これについに乗れるのか!」と思うとワクワクが止まりませんでしたね。
グリーン席のシートはレザーシート、足置きも。
今回、鉄道さんにご用意いただいた席は、特急「マリンエクスプレス踊り子」号(伊豆急下田行)のグリーン席。
車両の中は、レザーのシートが4列で並んでいます。このレザーというのが、グリーン席のポイントです。他の車両は、通常のシートで、グリーン席だけがレザーとなっております。

なんというか、ぼくはガンダム世代じゃないんですけど、ガンダムを連想せざるを得ない車両内です。間違いなく、レザーのシートにつけられている赤い碇マークがそう連想をさせているのでしょう。
シートは、ゆったりとくつろぐのに十分の広さがあって快適です。

足元には、足置きがあります。

こいつを足でパッタンとすると、足を乗せてくつろぐことができます。

ですが、自分的には足の長さが合わないからか、あまり快適ではなかったので何度か挑みましたが最終的には使うのをやめていました。
戻すときに、足をいきなり離すと勢いで足置きが壁にぶつかってバタン!という音を立ててしまい、周りのお客さんに迷惑がかかってしまうのでお気をつけください。
けっこう恥ずかしいくらいにバタン!て音がします。
Wi-Fi使えます。
「通勤は成田エクスプレス」的な広告を見たことありませんか?
ぼくは、よくみかけるんですけど、さすが通勤での利用をプッシュしているだけあって、Wi-Fiが無料で使えます。

乗っている時には調査不足で知らなかったことですが、コンセントもついているとか。
これで通勤時間もゆっくりと座って、パソコンで仕事をしながら通勤できるってわけですな。成田エクスプレス使っていいってのなら、通勤時間2時間とかでも全然耐えられる、むしろ快適。と思いました。
ぼくは、地元の群馬県に帰る時は、必ず高崎線のグリーン席に乗るようにしています。電車の中の作業って、意外と捗るんですよね。
高崎線には、コンセントがないのでパソコンの充電が切れた時とか「あっ!!!(怒)」ってなりますけどw
その点、成田エクスプレスって快適かつ最高だなーと思わずにはいられませんでしたね。
あと、高崎線のグリーン席には、頭上の荷物置く場所がないんですよ。2階仕様になっている車両でなく、1階仕様の8席しかない車両だったらあるんですけどやはり激戦区。
その点、成田エクスプレスは、広々とした荷物置き場があります。大きなキャリーケースを預かってくれるスペースも確保できます。さすが、成田空港からのお客さんを乗せている電車ですね!
熱海・伊豆急下田方面を走る成田エクスプレス!
鉄道さんは、いつだって鉄道の知識に乏しいぼくに鉄道のことを詳しく、そして楽しく教えてくれます。
鉄道ファンには、「乗り鉄」と「撮り鉄」ってのが大きな分類としてあるようですね。鉄道さんは、どちらかというと「乗り鉄」全国各地の電車に乗って帰ってくるというのがよくある休日の過ごし方のパターンだそうで。
そんな鉄道さんに、ぼくは時々お誘いいただいて電車に乗らせていただいてます。この日の帰りの切符もすでに用意をしてくれていましたが、なぜか1列シートの前後の席。
わ、「何か粗相があったかな!?」と焦っていたところ、「帰りのスーパービュー踊り子は、1列の方のシートにすると海側なんですよー。だから前後の席にしてみましたー。どうせ帰りは眠いですしねー。」と。
さすが鉄道ファンは、切符の買い方からこだわりが違う。しかし、席の取り方だけで同じ値段でも特別感が感じられる。
鉄道の奥深さと楽しさを知った1日でした!
ということで!
いじょー!
「熱海・伊豆急下田方面を走る成田エクスプレス!?」臨時期間に乗ってみた!
でした!
ありがとうございました!!!