お金の貸し借りは、過去にどちらの立場でも痛い思いをしています。
- お金を借りる側のときは、お金が必要なのに貸してもらえなかった。
- お金を貸した側の時は、貸したお金を返してもらえなかった。
どちらも、人を恨む気持ちしか残りませんでした。
- お金を貸してもらえなかったときには、「なんで?こんなに困ってるのに。」という人を恨む気持ち。
- お金を貸したときには、「早く返せよ!」という人を恨む気持ち。
この気持ちは、お金のことが解決するまでずーっと気にしたくなくても気にしてしまうという心がとても安定しなくい不健康な状態です。
だからこそ、今たとえ1000円でもお金の貸し借りはしないようにしています。
ですが、すべての人がお金を貸さなくなってしまっては、お金を借りたいという人が困ってしまうので「こうだったらお金を貸すかも」という方法を考えていきたいと思います。
今回は、お金を借りる際の考え方について書いていきます。
メールではなく直接伝える
お金をどうしても借りたいときは、メールやLINEではなく直接会ってお願いするか、最低でも電話で伝えることが大切です。
▼メールやLINEがダメな理由
- 手当たり次第感がでる
- 感情が伝わらない
- まだ余裕があるように思える
- スルーしやすい
- とりあえず感がある
直接会ってお願いをすれば、金額にもよりますが断りづらい空気感がうまれます。
貸して欲しい金額が借りられなかったとしても、少しは借りることができるかもしれません。
(10万円借りたかったけど3万円ならとか)
ですが、わざわざ呼び出すというのも申し訳ないですよね?
相手の都合もありますし。
その場合は、最低でも電話でお願いをするべきです。
LINEじゃ気持ちは伝わらない
友人から「2000円貸して欲しい」とLINEでメッセージがきたので速攻でお断りしました。
「お金の貸し借りはやっていないので、他を当たってください。」
冷たいようにも思いますが、LINEのメッセージって気軽感ありすぎて緊急度も伝わってこないのでお金を貸そうという気持ちにはならないんですよね。
これがもし、電話だったら貸していたかもしれません。
1人ではなく100人からもらう
「貸して欲しいって言ってくる人って、人脈があるはずなんですよね。
ぼくのイメージでは、人脈をたくさん作っておいてお金がなくなったら1人1人お金を借りては消していくイメージ。
だから、基本的には人間関係が割と豊か。
でも、それって使い方がもったいないと思うんです。
たとえば、1万円困っていたとしたら1人に1万円を借りるのではなく100人から100円ずつもらえばいい。
そうすれば、大切な1人を潰すことなく100人との関係性が保てるのになーとかって思います。
ぼくは芸人時代、お金にとても困っていました。
だけど、お金を借りても返せる保証がなかったので、お金をもらう努力をしていました。
たとえば、タバコを買いに行く代わりに500円渡されたら100円もらうとか。
コンビニで代わりに買い物に行く代わりに1000円のおつりをもらうとか。
やりようによっては、借りるよりもお金を集めることってできるんですよね。
「貸してくれ」ではなく「金をくれ」
やり方によっては、お金はもらえる。
もらったものは、返さなくても良いので気持ちが楽になります。
さらに、心には何が残るかというとお金をくれた人への「感謝」が残ります。
この「感謝」の気持ちが残るのは、心が健康に保てているということなのです。
お金は「借りる」のではなくて、いかに「もらう」か方法を考えるべきです。
まとめ
お金は借りられても借りられなかったとしても、人間関係はこれまでとは全く違うものになります。
お金を借りるときには、慎重にならなければなりません。
どうにもならない状況で、どうしても必要なときは方法を考えて手段を間違わないようにお願いをすることが大切です。