「インフルエンサーに媚びを売るのはかっこ悪い」みたいな言説見るけど、考え甘くて笑える。
のし上がりたければ媚びでもなんでも売りつけて利用できるものはぜんぶ利用しろよって感じ。自意識過剰すぎて遠回りしてる典型例。— イケハヤ@インフルエンサー (@IHayato) 2018年12月30日
「インフルエンサーに媚びを売る」について、「それじゃリーマンと同じだろ」という面白い意見がありますね。
これについては、本質的にはサラリーマンと一緒なんですが、決定的に違うのは「媚びを売る相手を選べる」という点。
会社の上司は選べないけど、インフルエンサーは選べるんですよ。
さらに違いをいえば、会社の上司に「媚びを売る」のは「働く環境」を維持するため。
別に上司に媚び売ったところで給料変わるわけじゃないですからね。
逆にインフルエンサーに「媚びを売る」のは、その先の自分のビジネスにつながる大切な過程なんですよ。
「それではリーマンと同じでは?」という意見については、開拓者が開拓した道を通らせてもらう以上なにをするにしても本質的には変わらないのでしょうね。
師弟関係というシステムが昔からあるのは、必然なんですよ。
基本的には、「媚びを売っている人」はサロンメンバーなんでしょうから、組織化されたサロンの中で媚びを売るのは必然。
何百人、何千人と組織が大きくなればなるほどに、その中で目をつけてもらって得るものを得ようとしたら必然的行動というかデフォルトでできなければならないこと。
お金払ったからって勝手に能力が手に入るってわけでもないですし。
選ばれなければ意味がないんですよ。
逆に言えば、「利用できる」って言ってもらえてるんだから、利用さえてもらえる方法を考えるべきです。
売れるだけ媚び売ってやればいいんです。
「媚び」なんて在庫無制限の元金ゼロ商品なんですから。
サラリーマンとの違いは「前を走る人を選べるという点」
「媚びを売る」という点に関しては、Twitterを読んでいるとよくわかります。
インフルエンサーの方やサロンオーナーの方を、ほめちぎるツイートはよくみかけますよねー。
「●●さんの■■を買って(セミナーに行って、本を読んで)、考え方が変わった。これからは●●さんの▲▲を参考に実践していこう」
こんなような定型文が蔓延しているから、なおさら「媚び売ってんじゃねーよ!」って思ってしまうのでしょう。
ですが、これらツイートが蔓延しているということは、第一段階として「当たり前のようにできなければならないこと」なんですよ。
そこからさらにステップアップするために、目をかけてもらうために頭を使って考えて「次の一手を打つ」みたいな。
「媚びを売る」のも大変なんですよね、実際やってみると。
自分は普段の生活で媚びを売るのは得意で、手相占いができなくなるんじゃないかってくらいゴマをするのを得意としています。
だけど、苦手な人・嫌いな人に対してはたとえ相手がお偉いさんであってもできないことがある。
すげー尊敬している相手でも、一瞬「この人嫌いかも」って思う瞬間てあるじゃないですか。
それでも、一瞬たりとも気を抜けないのが「媚び売り」。
それは、人間なんだからしかたがないこととして、「インフルエンサーに媚びを売る」に関しては自分で「媚びを売る相手を選べる点」がサラリーマンとの違いですから、明確に区別しなければならないですよ。
まとめ
「自分はむしろ、SNSで媚びを売れる人を尊敬しています。
顔を合わせている場合は、相手の表情や話し方、話す内容で「媚びの売り方」を変えられるじゃないですか。
だけど、SNSとなると最初は会ってすらもらえない上に、いつ反応をいただけるかもわからない。
それを続けられることは尊敬に値すると思うんですよねー。