【新人教育の反省】
経験を積むと忘れてしまいがちなのが、
「自分も最初はできなかった」
ということ。
・理解力や習得時間は人それぞれ
・「なぜできないのか?」を問うのではなく「どうしたらできるようになるのか?」を一緒になって考える👉自分ができなかった日と思い出しながら教える。
— トシ文@ブログ毎日更新チャレンジ中! (@withk717) 2019年4月9日
中途採用の新入社員が会社に入社してから2ヶ月が経ちました。
新入社員は2つ年上の33歳。
新入社員の教育を任されたものの、今まで1番の下っ端だったので教育経験は一度もなし。
最初の頃は、なかなかに頭を抱えていました。
- コピーをお願いしても使い方がわからない
- 「パソコン開いておいて」っていったらノートパソコンをパカっと開いただけで電源を入れていない
- 新しいことを教えようとすると「自分には難しそうなんでまだいいっす。」
- 終業時間30分前に帰る準備をはじめて終業時間ピッタリにその日1番の笑顔で帰っていく
- 真剣にパソコンで何かをやっていると思ったらオススメのデートプランのページを開いてる
何を聞いても、何をお願いしても、何を教えようとしても、返ってくる言葉は、
「自分、新人なんでわからないっす、できないっす、まだ早いっす。」
「最近の若者は!!!って上の世代が言ってることってこういうこと?」と思いつつも、「いやいやこいつは33歳!いうなら最近のおっさんだろっ!」と気を取り戻す。
ぼくが年下で、あまり感情を出さないタイプだからなのかわかりませんが、完全になめられてるなーという感情に流されて毎日イライラして冷静さを失っていました。
そんなときに、少しだけ考え方と伝え方をを変えただけで、新入社員も以前よりやる気を持って仕事と向き合ってくれるようになりました。
今回の記事では、自分が取り組んでいる新入社員の教育と接し方について書いて行きたいと思います!
年上でもゼロから教える気持ち
教育をする上で、一番の間違えは、思い込みで接してしまうこと。
ぼくの場合、相手が年下の場合には意見や考え方を吸収するつもりで接している。
というのも、自分は夜間の大学に24歳の時に入学して年下と接する機会が多く、年下から学ぶことが多かったからだ。
一方、年上に対しては、自分と比較して自分にできることは年上だったら誰にでもできるという過信がありました。
まさかコピー機が使えないなんて思わないし、詳しく説明しなくてもパソコンを開いておいてっていったら起動してくれるものだと思ってた。
それが、過信。
新人に何かを教えるときは、まずはまっさらなキャンパスの上に相手を乗せてゴールと決めた地点に丁寧に線を引いて導いてあげなければ教えたことにはならないということを学びました。
自分もはじめはできなかった
新人に対して教育をするときは、自分が新人だったときを思い出しながら自分が新人だったときに教えて欲しかったことを考えて伝えてあげるのがポイントです。
また、相手の感情も考えて吸収しやすい状態をを作ってあげてから伝えるべきことを伝えなければなりません。
これだけスタートでつまずいているので想像がつく方も多いかもしれませんが、うちの新入社員はパソコンを一切使うことができません。
できることといえば、インターネットの調べものくらい。
だけど、その調べた内容をまとめる手段を持っていない。
調べものをお願いしたときに、「Officeソフトは一通り使える」ということだったので、「じゃあ、パワーポイントでまとめておいて」とお願いをした。
それから3時間くらいかけて提出してくれたものの、ブロックメモサイズの紙6枚を使って手書きでまとめてきたときには泡をふいた。
ブロックメモにまとめた理由は、
「パワーポイントを開いてみたけど、使い方を忘れてて時間かかりそうだったから手書きでまとめました。」
とのことだ。
それなら、使えなかった時点で使い方を聞いて欲しかった。
だけど、ここも自分の過信。
Officeを使えるとは言ったけど、「もしかしたら、どこかでつまずいていないだろうか?」と、気にしてあげるべきだったんだ。
相手のことを考えて伝える
ついつい、こんな状態の新人を相手にイライラとしてしまう自分がいました。
ですが、新入社員ができないことは、自分の伝え方の問題ととらえなければなりません。
自分だって、新人の頃はいつも上司をイライラさせてました。
- 声が小さい
- 仕事が遅い
- 話しかけるタイミングが悪い
- スケジュールを守れ
- 耳が悪いのか頭が悪いのかはっきりしろ
さんざん怒鳴られ、イスをけられ、仕事を覚えてきた。
これまで、上司に対して理不尽だと思うことは何度もあったけど、理不尽だと思うなら同じことを繰り返してはいけない。
自分だけのやり方で、新人が前向きに仕事をできる環境づくりをしなければなりません。
誰でも、はじめは新人です。
自分が新人だった日のことを思い出して、教える内容、教え方、接し方を考えなければなりませんね!
まとめ
こうやって、いろいろと書いていると、自分はこれまでずいぶんと我慢をして仕事をしてきたと思うし、新入社員が入ってきてからも我慢の連続です。
それでも、有給はもちろん休日出勤の代休も取れず、ボーナスもなく、残業手当は当然のようになしの年収300万円で生きていかなければならないのかと思うと吐き気がしてきますね。
20代を自由に生きさせてもらったとはいえ、こんな罰則はあんまりじゃないかと思う今日この頃。
そうだ、転職しよう。
最近では、他の会社さんからも、ようやく声をかけてもらえるようになったので、今後について真剣に考えています。
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